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食とギアの店 MAX CAMP が選ぶ
今推しのスパイス・調味料5選

アウトドアスパイス専門店

食とギアの店 MAX CAMP

2022.11.1

キャンプをする上で一つのキーワードとなっている「キャンプ飯」。

「アウトドアで美味しい料理を食べたい!」というのはどのキャンパーも思っていることではあるが、実際に家のキッチンとは異なる限られた環境で、手間をかけずに美味しいキャンプ飯を作ることは容易ではない。

そんな中でキャンパーたちの間で近年重宝されているのが、アウトドア系スパイスだ。「ほりにし」がローソンとコラボ商品を発売したことは記憶に新しい。

お肉を焼いてかけるだけ、パスタにちょっとかけるだけで美味しい。そんなちょい足しでキャンプ飯を彩る調味料やスパイスは業界でも注目され、今では様々なメーカーから、無数のアウトドア用の調味料が発売されていて、飽和状態であることも否めない。

「食とギアの店 MAX CAMP」は元々食品の卸業をしていた、言わば食のプロが運営しているアウトドアショップだ。

数多あるアウトドア系スパイス、調味料の中から、今回は食のプロのMAX CAMP代表の松浦さんに、今推しのスパイス、そしてこれからくるであろう調味料を5点紹介してもらった。

まだ知らない、そして今までになかったスパイス、調味料たち。
ぜひよだれ覚悟で読んでみてほしい。
実際、私も取材中よだれが止まらなかった(笑)。

Chapter

  • 01.

    食、スパイス、ギアの宝庫、MAX CAMP

  • 02.

    ジャックダニエルのバーベキューソース

  • 03.

    手軽にお店の味を再現!もつ煮込みの素

  • 04.

    食品会社が本気で作ったアウトドア系万能スパイス「まっくすスパイス」

  • 05.

    スパイス界の新生!? YODELL スーパーレモンスパイス

  • 06.

    ムゲンハーブ!? いやムゲンソルト!

  • 07.

    〈番外編〉メスティンで簡単炊き込みご飯の素「ご褒美メスティン飯」

  • 08.

    松浦さん、アウトドア系スパイスの今後を教えてください!

キャンプをする上で一つのキーワードとなっている「キャンプ飯」。

「アウトドアで美味しい料理を食べたい!」というのはどのキャンパーも思っていることではあるが、実際に家のキッチンとは異なる限られた環境で、手間をかけずに美味しいキャンプ飯を作ることは容易ではない。

そんな中でキャンパーたちの間で近年重宝されているのが、アウトドア系スパイスだ。「ほりにし」がローソンとコラボ商品を発売したことは記憶に新しい。

お肉を焼いてかけるだけ、パスタにちょっとかけるだけで美味しい。そんなちょい足しでキャンプ飯を彩る調味料やスパイスは業界でも注目され、今では様々なメーカーから、無数のアウトドア用の調味料が発売されていて、飽和状態であることも否めない。

「食とギアの店 MAX CAMP」は元々食品の卸業をしていた、言わば食のプロが運営しているアウトドアショップだ。

数多あるアウトドア系スパイス、調味料の中から、今回は食のプロのMAX CAMP代表の松浦さんに、今推しのスパイス、そしてこれからくるであろう調味料を5点紹介してもらった。

まだ知らない、そして今までになかったスパイス、調味料たち。
ぜひよだれ覚悟で読んでみてほしい。
実際、私も取材中よだれが止まらなかった(笑)。

食、スパイス、ギアの宝庫、MAX CAMP

「食とギアの店 MAX CAMP」の店内の様子。入って左側の壁にはスパイス等の食品がずらりと並ぶ。

東京都大田区にあるアウトドアショップ「食とギアの店 MAX CAMP」は他のアウトドアショップとは一線を画す。

店先にはスパイスの自動販売機があり、店内に入ると左手にはキャンプで使えるスパイス、調味料、レトルト食品などがずらりと、中央から右側にかけてはいわゆるキャンプギアが陳列されている。

キャンプギアも選び抜かれた感度の高い商品が多いが、なんと言っても目を引くのはその「食」のエリアの広さ、圧巻の品揃えだ。

MAX CAMP店長の松浦さんは元々食品卸と小売業を行う会社の代表でもある。
そんな食のプロの松浦さんが、キャンプにハマり、より食の充実したキャンプライフをキャンパー達に提供したいと考え、2021年にオープンしたのが「食とギアの店 MAX CAMP」だ。

スパイス(しかも一部)だけでもざっとこの品揃え! オススメ等はお店のスタッフに聞けば詳しく教えてくれます。

アウトドアショップでも店内の一角にスパイスなどの調味料を置いてある店は多いが、ここまで食の充実したお店は他に類を見ない。

それは食料品と雑貨(キャンプ用品)では同じ小売店でも仕入れや販売のノウハウが全く異なる世界であるため、双方を網羅した一つのショップを運営するのは容易ではないからだ。

食品業界に精通した松浦さんが厳選して選んだ、美味しいキャンプ飯を手軽に作れるスパイス、調味料、レトルト食品で店内は溢れている。

今回紹介する5点はその中でも特にオススメな、どれも食材の味を引き出し、彩り、あなたのキャンプ飯を簡単により充実させるに違いない。

代表の松浦さん。食、ギアへの思いは強く、お店に置かれた商品はどれも松浦さんが良いと思ってセレクトされたもので溢れている。

ジャックダニエルのバーベキューソース

ジャックダニエル オールド No.7 バーベキューソース(オリジナル)

まず最初に紹介するのは、男心をくすぐるこちらのラベル、ウイスキーの雄、ジャックダニエルが出しているバーベキューソースだ。

まず、その味もさることながら、このパッケージの格好良さにやられる人も多いのではないだろうか。

「そもそもジャックダニエルが調味料をやっていることを知っている人も少ないですよね。バーバキューソースなので、お肉はもちろん、どんな食材にも合います。」

食品業界に人脈が深い松浦さんだからこそ知りうることが出来たのかも知れない。

「原材料に『ジャックダニエル・ウイスキー』って書いてあるんですよ。普通洋酒って書くじゃないですか?味ももちろん美味しいですが、その辺りも格好良くて好きです(笑)」

聞くと某ハンバーガーチェーンのバーベキューソースもこちらを元に作られているそうだ。

「あれも美味しいですけど、こちらのジャックダニエル・バーベキュソースは、もっとコクがあって、より上品にして、旨味と甘みを存分に感じることが出来ます。」

お肉料理との相性がばっちりなジャックダニエル・バーベキューソース。
パッケージとしてのインパクトもばっちりな、キャンプに持っていけば、サイトが盛り上がること間違いなしな、オススメな調味料だ。

手軽にお店の味を再現!もつ煮込みの素

もつ煮込みの素(3倍希釈)176g

次に紹介するのは水牛食品株式会社の「もつ煮込み素(3倍希釈)176g」だ。

「これはやばいです。作るのがすごく簡単でこちらの素と水を1:3の割合で入れます。この素を全部入れたら、空いた瓶に水を3倍入れればいいだけです。あとは切った具材を入れて煮込むだけで、お店の本格的なもつ煮込みの味を再現できます。」

お酒好きのキャンパーにハマること間違いなしのこちらのもつ煮込みの素。限られたキッチン環境のキャンプ下でも手軽に作れるのもポイントが高い。

「残った汁に少しお水を足して、うどんなんかを作っても、ダシが効いてて美味しいんですよ。」

実際の工程としてはすごい簡単だが、キャンプで「もつ煮込み」とは作った感がすごい。この素を使って、キャンプで振る舞えば「すごい料理上手いね!」と言われること間違いなしだ。

「『簡単に美味しいキャンプ飯が食べられる』と言うところの代表かも知れません。もつの臭みも綺麗に消してくれるので、苦手な人でも美味しく食べられたって話もよく聞きます。」

辛味が入っていないので、お子さんでも食べられるし、逆に大人のお酒のつまみには七味などを足しても間違いないこちらの「もつ煮込みの素」。これからの寒い季節のキャンプにぴったりな調味料だ。

食品会社が本気で作ったアウトドア系万能スパイス「まっくすスパイス」

黄金比率の万能すぱいす まっくす 100g

こちらはMAX CAMPのオリジナルスパイス「まっくすスパイス」だ。

「食品会社が本気で作ったスパイスとして最高のものを作ろうと、何度も試行錯誤してこだわり抜いた渾身のスパイスです。」

まっくすスパイスはスパイス自体に強烈なインパクトはないのだが、食材と混じり合うとぐんとその食材の味を引き立たせる。

「本来調味料って主役になっちゃいけないと思っていて、あくまで主役を引き立たせる、素材を生かすものでないといけないと思うんですよね。」

それ自体に個性があるアウトドア系のスパイスが多い中、松浦さんが目指したのはダシをうまく使った、旨味を引き出すスパイス。

「市場に出ているスパイスというスパイスを買ってきて、一個ずつエクセルで配合をまとめて、研究しました(笑)。大変でしたけど、まとめていくうちにだんだん売れているスパイスの法則が見えてくるんですよ。それらをもとに主張しないスパイス作りをしていきました。」

日本人が本来好むのはスパイスではなく、醤油とダシだったりする。
この2つをベースに和風感に振れないように絶妙に配合されたこちらのまっくすスパイス。

「縁の下の力持ちなんだけど、これがないと美味しくならない。スイーツ以外であれば何にでも合うような新しいアウトドア系スパイスになっていると思います。」

くさみを消して、素材の味を最大限に引き出すスパイス。
MAX CAMPさんの看板メニューに相応しいスパイスだ。

スパイス界の新生!?
YODELL スーパーレモンスパイス

YODELL スーパーレモンスパイス 95g

次に登場したのが、発売して間もないYODELL スーパーレモンスパイスだ。

「最近入荷したばかりの新作なのですが、最初に味見をしたときに『あっ、これは久々にきたな』と思いました。」

レモンの酸っぱさに塩などの旨味を落とし込んだこちらのスパイス。牛タンや豚トロなどの肉料理全般にもよく合うし、魚料理にもよく合う。

「レモン汁を絞る料理であればなんでも合います。これから冬になって牡蠣なんかにも良いですよね。」

もともとこちらのYODELLからはサワークリーム味のスパイスが発売されているが、熱烈なファンも多くロングセラー商品だ。

「こちらのスーパーレモンスパイスはその名の通り酸っぱさがメインなんですけど、酸っいさだけじゃなくてその中に旨味がしっかりあるんですよね。レモン汁を超えたレモンって感じです。」

今後人気スパイスの一つになること間違いなしなYODELLの新作スーパーレモンスパイス。秋の味覚にもピッタリだ。

ムゲンハーブ!? いやムゲンソルト!

ムゲンソルト 奇跡のハーブ&スパイスミックス調味料

次は食卓を一流レストランに変える、奇跡のハーブ&スパイスミックス調味料、ムゲンソルトの登場だ。

「バジルハーブと塩のバランスが本当に良くて、ご自宅で、簡単に、さっとひと振りでお楽しみいただけます。」

赤城山の大自然で育てたハーブを使い、モンゴル国秘境で採れた岩塩と共にブレンドした香り高き「ムゲンソルト」。

「添加物を使用していないので自然でエネルギッシュな旨味なんですよね。肉料理、魚料理、炒め物、サラダやスープなど幅広い用途で使えます。パスタやマカロニにかけるだけでも美味しいし、フライドポテトにかけても美味しい、豚肉鶏肉にも合うし、白身魚にかけても美味しいです。」

オリーブオイルとの相性も抜群で、その可能性はまさに無限大。

「ムゲンソルトってネーミングなんですけど、本当ハーブの香りが絶妙に立っていて、食べた瞬間、ムゲンハーブだと思いましたね(笑)。」

そんなところも可愛いくて好きだと松浦さんは語る。容器も昨今よくあるアウトドア調味料ボトルではなく、パッケージもおしゃれで、サイトにポンと置いてあるだけで、キッチン周りの雰囲気を彩ってくれる。

〈番外編〉メスティンで簡単炊き込みご飯の素「ご褒美メスティン飯」

ご褒美メスティン飯「骨付き鶏肉とゴロゴロ具材の炊き込みご飯」「牛肉とコーンのスパーシーなペッパーライス」

ヤバいスパイス/調味料5選の紹介は以上になるが、松浦さんが「調味料ではないですが…」と紹介してくれたのがこの「ご褒美メスティン飯」だ。

「『骨付き鶏肉とゴロゴロ具材の炊き込みご飯』と『牛肉とコーンのスパイシーなペッパーライス』の2種類があってどちらも美味しくてオススメなんです。」

一合用になっていて、アウトドアにもピッタリだ。どちらも具材がたっぷり入っていて、お肉もほろほろでレトルトとは思えないほど美味しい。かわいいパッケージも非常に分かりやすい。

「いかにもキャンプ向けの感じですが、出しているのは普通の食品会社なんですよ。こちらも作るのがすごい簡単で、スモールメスティンにお米を入れて、このレトルトの食材を入れて、あとはお米を炊く要領と同じで完成です。お水もいらないです。」

水を足さなくて良いストレートタイプの炊き込みご飯の素なので、失敗も少なく、アウトドアにぴったりなこちらのご褒美メスティン飯。レトルトなので賞味期限が長い。

キャンプに忍ばせていって、小腹が空いた時の非常食用としても使える一品になっている。

松浦さん、アウトドア系スパイスの今後を教えてください!

先に書いたように、キャンプブームも合間って、今ではアウトドア系スパイス、調味料は飽和状態だと言われている。

「本物でないと残れない時期に入ってきましたよね。皆さんもあると思うのですが、賞味期限内に使い切れず、ダマになってしまって処分する羽目になってしまった話もよく聞きます。」

キャンプに行く頻度、人数にもよると思うが、アウトドア系スパイス、調味料をキャンプだけで使い切るのは案外難しい。

「家でも美味しく使えて、キャンプでも持っていきやすいっていうのはこれからのアウトドア系スパイス、調味料に必要な要素かもしれません。うちでは賞味期限が半年以上あるものでないと置かないようにはしてますし、使い切れるサイズというのも大事にしています。」

最近では一周回って、手の込んだ映えるキャンプ飯に疲れている人も多いと聞く。その中で、手軽にちょい足しでグッと本物の味が楽しめるアウトドア系スパイス、調味料であれば今後も重宝されていくだろう。

「食品業界で働いていた経験を生かして、少しでも楽に美味しいものがキャンプで食べられるような、そんな手助けができる商品をこれからも紹介していきたいです。」

キャンプに行く前にMAX CAMPに寄れば、ギアはもとより、食までもキャンプライフを一通り網羅できる、そんな店づくりを松浦さんは目指している。

キャンプの前にMAX CAMPに寄って、今回紹介した魔法のスパイスをこっそり夕飯に足したら、あなたはその日のキャンプのヒーローになれるかも知れない。

店内には駄菓子コーナーもあり、子供たちに人気だそう。

東京都大田区にあるキャンプ飯とキャンプ用品の専門店。
こだわった食品とこだわったキャンプギアを取り揃え、アウトドアスパイスの品揃えは日本最大級。
調理師でキャンプインストラクターのオーナー松浦が、厳選した食とギアをお届けします。

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