SPURKS

Column

ヒロキキャンプの煤らせて、秋

SPURKS編集長

hirokicamp

2022.9.6

皆さんこんにちは。SPURKS編集長のヒロキキャンプです。

前回の記事が好評だったこともあり(今のところそのような声は一切届いておりません)、この度連載2本目です。

SPURKSもお陰様で軌道に乗ることが出来、私自身、日々ライティング業務に追われています。

仁義なき戦いで菅原文太は言いました。

「追われる者より、追う者の方が強いんじゃ!」

早くライティングに追われるのではなく、ライティングを追う側になりたいです。笑

さて、今回のテーマは「煤らせて、秋」です。

何のこっちゃ分かりませんよね(笑)

要はキャンプ、焚き火とは切っても切れない「煤(すす)」についてです。

広瀬すすです(←いらない)。

ちなみにもっと余計なことを言うと「すずよりアリス派」です(笑)。

1つハッキリしてるのは向こうはどちらも俺派ではないということ。(てゆーか知らない)

脱線しましたが、煤について少しつっこんで語ることで、私のキャンプギア愛を、煤との上手な付き合い方を少しでもお伝えできればと思います。

Chapter

  • 01.

    ギアを育ていく!?煤は汚れじゃない!

  • 02.

    新ギア、火入れの儀

  • 03.

    使い込まれたあなただけのキャンプギアに

皆さんこんにちは。SPURKS編集長のヒロキキャンプです。

前回の記事が好評だったこともあり(今のところそのような声は一切届いておりません)、この度連載2本目です。

SPURKSもお陰様で軌道に乗ることが出来、私自身、日々ライティング業務に追われています。

仁義なき戦いで菅原文太は言いました。

「追われる者より、追う者の方が強いんじゃ!」

早くライティングに追われるのではなく、ライティングを追う側になりたいです。笑

さて、今回のテーマは「煤らせて、秋」です。

何のこっちゃ分かりませんよね(笑)

要はキャンプ、焚き火とは切っても切れない「煤(すす)」についてです。

広瀬すすです(←いらない)。

ちなみにもっと余計なことを言うと「すずよりアリス派」です(笑)。

1つハッキリしてるのは向こうはどちらも俺派ではないということ。(てゆーか知らない)

脱線しましたが、煤について少しつっこんで語ることで、私のキャンプギア愛を、煤との上手な付き合い方を少しでもお伝えできればと思います。

ギアを育ていく!?煤は汚れじゃない!

Trangiaのケトル0.6ℓ。ソロであればこれくらいのサイズ感が良い。

「煤(すす)」。それは有機物が燃える際に不完全燃焼を起こし、煙とともに出る黒い炭素の微粒子のことを言います。

キャンプにおいては繰り返し使った焚火台や、直火にかけたクッカーなどに付く黒いアレのことを指します。

「煤汚れ」なんて言われたりもして、人によっては焚火台は毎回しっかり煤を落として、クッカーは極力直火にかけずバーナーなどで煤汚れを軽減させている人も多いと思います。

私はと言うと、焚火台は洗ったことがないですし、お気に入りのクッカーでも何でも煤上等でガシガシ直火にかけます。

DUGの焚火缶。ワイルドな作り(笑)が無骨で使えば使うほど味が出てくる名クッカー。

当然、黒くなりますし、手も汚れるし、他の道具も汚れるしで、避ける人の気持ちも分からなくはありません。

まぁ、この辺は個人の趣味なので別にどちらが正しいわけではないですが、

「煤だらけになる=汚くなる」

ではなく、

「煤だらけになる=育ってきた」

っていう感覚です。私は。

中年に差し掛かり(てゆーかどっぷり)、自分の成長がなくなってきたので、せめてギアだけは育っていってほしい。そんな悲しい性からきているのかも知れません。(ちょっと夜風にあたってきますね)

直火×クッカーの相性はバッチシ!グッと色っぽくなりますね。

中が汚れるわけじゃないですしね!

新品ピカピカな状態が嫌いなわけではなく、「あぁ、この状態が見れるのも今だけなのか」と、そんなおセンチな気持ちでいつも新品を見ています(笑)

この一期一会感!←使い方ちがう

チタン製品が火を入れると青くなる、みたいな。

革製品が使い込んでいくにつれ経年変化で色艶が増していく、みたいな。

ジーンズを穿きこんで、色落ちやアタリなどのエイジングを楽しむ、みたいな(笑)

そんな経年変化を楽しめるようになったら、より一層今使っているギアへの愛着も増すかも知れませんよね。

…え?そんなことない?笑

新ギア、火入れの儀

新品のケトルを焚き火に。新入りの洗礼と呼んでいます(笑)

新品のケトルも、もう五徳も取っちゃってダイレクトにオンです。

オンって言うかインです(笑)

クッカーも「直火にかけられるか」っていうのを選ぶポイントの一つにしていて、ゴムとかプラスチックの部分があったりすると、候補から外しちゃったりします。

こちらのTrangiaのケトルは蓋の取っ手の部分もステンレスになっているタイプで直火にかけても溶ける心配がないので、心置きなく焚き火にぶっ込めます←言い方w

煤で黒ずんでく感じが好きで、「育ってきたなー!」なんて言って一人で悦に入ってます(笑)

ちなみにケトルと煤の相性ってすごい良いのですが(hirokicamp独自調べ)、私、ケトル愛もすごいんですよ(笑)

今度、ケトルだけで1記事書きたいと密かに目論んでおりますので、楽しみにしていて下さい。

TSBBQのステンレスのダッチオーブンも直火でガシガシと。

ダッチオーブンも焚き火の高火力で一気に温めます。

これは友達のやつなんですけどね(笑)

ステンレスのダッチオーブンは面倒なシーズニングもなく、洗剤を使ってガシガシ洗えるのでオススメです。

僕のじゃないんですけど(笑)

キャンプで使ったクッカー類、もちろんキャンプ場や家に帰って洗うんですけど、内側はしっかり洗って、外側は適当に撫でる程度です。

それで落ちた煤は落ちたで良いですし、残った煤は色が付いたと一人で喜んでおります(←やばいw)

使い込まれたあなただけのキャンプギアに

ホットサンドメーカー。友人のものと3ブランドコラボです。

もちろんシングルバーナーもガスボンベも持っているので、細かい火力調整が必要な時は使いますが、極力焚き火一本で何とかしたいなーとは常々思っています。

なんか、直火にかけた方が色気があるんですよね。

飯盒での炊飯もバーナーでやれば失敗することは少ないと思いますが、これまた焚き火でとなると、火力調整が難しく難易度が上がったりします。

この試されてる感・・・堪らなくない?笑

クッカーを火にかけて湯煎。寒い冬は熱燗が沁みます。

モノを大切に使うことはもちろん大事だと思います。わざと雑に扱ったり、汚したりする必要はないです。

その上で、私はキャンプ道具は使ってなんぼ、汚してなんぼだと思ってます。

高価なギアを並べるより、安くても使いこまれた思い入れのあるギアに囲まれている方が素晴らしい・・・なんか大事MANブラザーズみたいになりましたが、そういった側面はあると思います。

そんなギア等を使っていると、何日もキャンプで夜を共にした日々が思い浮かんで、より愛おしく感じられる。ってなもんです。

これからもお気に入りのギア達をガシガシ使って、育てていきたい。

そう思った秋の始まりでした。

それでは今日はこの辺で。

来来軒〜♪

最近買った太田金属のキャンプセット5。これから煤らせていくのが楽しみです(笑)

東京生まれ東京育ちの都会っ子がキャンプを通じてアウトドアに目覚める。No Camp ,No Lifeを自でいき、サラリーマンを続ける傍ら、四六時中キャンプのことを考え、休みがあれば野に出る生粋のキャンパー。Twitter、Instagram、Blogでは常に等身大のアウトドアライフを豊富な知識と最新の情報を交えて発信し、多くのファンを持つ。夢はキャンパーに愛されるキャンプ場のオーナー。

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