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Column

ヒロキキャンプのSPURKS A GO GO!

SPURKS編集長

hirokicamp

2022.6.7

皆さんこんにちは。SPURKS編集長のヒロキキャンプです。

編集長なんて格好つけて言いましたが、ただの焚き火バカです。

縁あって筆をとる事になりました。厳密に言うとノートパソコンを開く事になりました(←いらない)

焚き火バカから見たキャンプのこと、焚き火のこと、私生活のこと(←誰も興味ないw)等々、つらつら書いていきたいと思います。

私がみなさんに問いたいことは一つ。

「最近、キャンプ心に火をつけていますか?」

Chapter

  • 01.

    気付けば野に行っていた

  • 02.

    日常とwith T

  • 03.

    パッキングとはなにを持って行くかでなく、なにを持って行かないかだ

  • 04.

    焚き火を知る前の自分と、焚き火を知った後の自分

  • 05.

    自分のスタイルを見つけるということ

皆さんこんにちは。SPURKS編集長のヒロキキャンプです。

編集長なんて格好つけて言いましたが、ただの焚き火バカです。

縁あって筆をとる事になりました。厳密に言うとノートパソコンを開く事になりました(←いらない)

焚き火バカから見たキャンプのこと、焚き火のこと、私生活のこと(←誰も興味ないw)等々、つらつら書いていきたいと思います。

私がみなさんに問いたいことは一つ。

「最近、キャンプ心に火をつけていますか?」

気付けば野に行っていた

焚き火から「火」の文字が... 火の神降臨!?

皆さんがキャンプを始めたきっかけは何でしょうか?

「幼少期に親に連れて行ってもらった経験があって」

「フェスなどに行っているうちに興味が湧いて」

「コロナ禍で密を避けて」

「…ブームだったので」

色々あると思います。

何かを始めるにあたって動機は別に何だって良いんです。

「好きなあの人がキャンプをしていたから」だって良いんです。

大事なことは始めてから気付くことが多いもので、実際やってみて合う合わないもあるし、最初のイメージとは違った形でどんどんのめり込んでいくパターンもあります。

実際に私も何となくで始めたキャンプにどんどんのめり込み、好きが増え、抜け出せなくなってしまっていました(笑)

そんな根っからのキャンプ好きな私が少しでもキャンプの魅力を伝えていければと思い、この連載をスタートしました。

(勝手に連載とか言ってますけどオファーされたわけではありませんw)

日常とwith T

そんなクリスタルキングばりの大都会育ちの私がここまではまったキャンプの魅力とは何なのか改めて考えてみました。

よく言われるのが「非日常感」です。

仕事、学校、家庭、コンクリートジャングル(with T)など様々な日常から離れ、自然の中で味わう非日常感に癒される、時には起こせよムーブメントな人も多いと思います。

便利な世の中で暮らす中で、敢えて「不便を楽しむ」。

そう、キャンプって不便を楽しむものなのです。

スイッチひとつで付く電気がない中で、敢えて燃料式のランタンの灯りを頼りにし、暖房のない寒空で焚き火に身を寄せ、炊飯器でなく飯盒でご飯を炊く。

満たされた生活から少し離れ、最小限の道具と知恵を持って一夜を過ごす。

そんなところにキャンプの魅力があったりします。

ちなみに私は最近LEDランタンを買いました。笑

色々なキャンパーさんを見ていると休みの日にキャンプに出かけ、非日常を味わうことで、日常の活力にしている人も多い印象を受けます。

実際私もキャンプに行った翌月曜日は仕事が頑張れるってもんです。

ちなみに水曜日には効力が切れてキャンプ欲が高まってます。笑

パッキングとはなにを持って行くかでなく、なにを持って行かないかだ

ここ数年はコロナウィルスの影響もあって空前のキャンプブームです。

それに伴って、色々なメーカーが新しくでき、様々なギアが出ています。

コールマンなどの老舗ブランドから新進気鋭のガレージブランドまで、最近ではワークマンだったり、100均でもアウトドア用品が充実していますね。

私個人の意見としてはみんなそれぞれ、キャンプスタイルも趣味嗜好もお財布事情も違うので、好きなものを買えば良いと思います。

共通して言えることは、キャンプ道具ってどれもよく出来ているんですよね。

持ち運ぶものなのでコンパクトであったり、屋外でハードに使うものなので耐久性に優れていたり、本当、自分がキャンプメーカーの設計部とかにいたら発狂するんじゃないかってくらいよく考えられています。

よく「キャンプ沼」なんて言われますが、不思議なもんでキャンプ道具ってゴールがないんですよね(笑)

一式揃ったからハイお終い!とはならず次から次へと欲しくなるから不思議なもんで、その辺が沼と言われる所以なんでしょうね。

ちなみに私自身、独り者のくせにテントは1人用、2人用、4人用と3つ持っています。

次は3人用ですね(笑)

まぁ、沢山ギアを持つことが言い訳ではなく、長く大事に使った愛用ギアに囲まれて過ごすキャンプはより一層味わいが深いです。

焚き火を知る前の自分と、焚き火を知った後の自分

結局のところキャンプの魅力は色々あるけど、私にとってはやはり「焚き火」なんですよね。

焚き火をしにキャンプに行ってると言っても過言ではありません。

「火を見ていると落ち着く」なんて言うと少し危険な感じはしますが←w、不規則な炎の揺らめきを見ていると、心が落ち着きます。

「1/fゆらぎ」なんて言いますよね。

自然界には多くの揺らぎで溢れていて、心臓の音、ろうそくの炎の揺れ、波の間隔、雨音等々、一定のようでいて不規則なリズム、揺らぎがあります。

それが「1/fゆらぎ」です。

一定のようで一定でない、規則的なようで不規則な、そんな微妙なバランスが人の心を落ち着かせるのでしょう。

焚き火の場合、その不規則な火の揺らめきを視覚的に見ているだけでも癒されますが、、パチパチと時折爆(は)ぜる音が加わることによって聴覚的にも癒され、より一層リラックス効果が高まるようです。

焚き火の心地良さは人間が快適に感じるリズムパターンで、本来人間が持つ生体リズムと同じもので、本能的に落ち着き、脳波にはリラックス状態を示すα波が増えているという効果も確認されているようです。

…たぶん(笑)

そう思うと、ストレス社会を生きる上でも脳のデトックスとして、焚き火を見ることは良いことなんです。

…たぶんですけど(笑)

まぁそんな小難しいことを考えなくても、ただ焚き火を楽しめて、結果「癒されたっぽい」くらいで良いんです。

自分のスタイルを見つけるということ

色々御託並べてきましたが、まぁ結局のところ、

「楽しければ良いんですよね」

もちろん自分さえ楽しければ何をしても良いとか人に迷惑をかけて良いとかそういったことではなく、何に楽しみを見出しても良いんです。

焚き火でも、キャンプ料理でも、キャンプギア収集でもアクティビティでもなんでも良いんです。

その中で自分の楽しい、心地良いスタイルを見つけることが一番だと思います。

そこに正解はなくて、多様性があることがキャンプの魅力でもあるのではなかろうかと。

皆さんも色々なスタイルを知って体験して、自分に合ったスタイルでキャンプを楽しんでいってもらえればと思います。

そしてこのSPURKSというメディアがそんな皆さんの「キャンプ心に火をつける」きっかけの一つになれたら、なお嬉しいです。


それではまた今日はこの辺で。

来来軒〜♪

東京生まれ東京育ちの都会っ子がキャンプを通じてアウトドアに目覚める。No Camp ,No Lifeを自でいき、サラリーマンを続ける傍ら、四六時中キャンプのことを考え、休みがあれば野に出る生粋のキャンパー。Twitter、Instagram、Blogでは常に等身大のアウトドアライフを豊富な知識と最新の情報を交えて発信し、多くのファンを持つ。夢はキャンパーに愛されるキャンプ場のオーナー。

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